バンダイ 1/144 HGUC ガンキャノン
&
ホワイトベースMSハンガー

※HGUC第一弾

HG シリーズがHGUCに変わって、001としてリリースされたガンキャノンです。
カイ・シデンが乗る「C-108」とハヤト・コバヤシの乗る「C-109」の2機がホワイトベースに搭載されていました。

ハヤト・コバヤシ機の108

カイ・シデン機の109

今回はこのガンキャノンとホワイトベース格納庫に有るMSハンガーを製作致します。
電撃ホビー2010年9月号に付録として付いていたキットで、今は貴重なアイテムとなります。
付録と言っても、バンダイと提携したちゃんとしたプラモデルであり、内容も十分な物です。

※仮組み
※3・仮組み参照
まずは、仮組をしてみます。
全体のイメージはここで掴んでおきます。
HGUC初期のキットと言っても、今でも十分に通用する出来です。
接着の必要な所はここで接着しておきます。
後で外し難い所はこの時点でムリに付ける必要はありません。

※加工と組み立て

ガンキャノンから行きます。

パーツの加工をしていきます。
箱の中のパーツがなんだか多いような気がしますが(4台分です)気にせず進みます。

HGUCは腰のアーマーが繋がっている物が多いですね。
それを左右独立可動させます。

この部分にパーツの抜け止めを付けるため、マジックで「あたり」をつけます。
真ん中で切り離し、あたりを付けた所にプラ材の厚みの溝をつけます。
あまり深く刻んでしまうとこの時点で折れてしまいます。芯より浅い程度で。
 

溝に適度な大きさに切ったプラ材を固定します。これが抜け止めになります。
最後に干渉する部分を調節して完成です。
 

これで、フロント腰アーマーが左右独立して動くようになります。

足の裏です。
ここはバーニア部分にモールドがありません。
この辺りが古い設計を感じさせます。
中にバーニアパーツ等を仕込んでも良いかと思いますが、今回はプラ材で加工してみます。

この様なパーツを切り出しました。

それを足の裏、バーニア部分に固定しました。

バックパックも同様にプラ材でディテールアップしました。

パーティングラインがこの部分に来るので、ヒザの裏やヒジの裏もプラ材でフタを作り塞ぎます。

このキットにはビームライフルを持った右手しか付属していないので、
今回、ホワイトベースMSハンガーに乗せる為に、右手を作りました。
パテの塊から削り出します。
画像の向かって右側から左になるように作業を進めて行きます。

先ず最初は、大まかな形を作ります。

少しずつ形になるように成型してゆきます。

気にいった形になったら、塗装して完成です。
本体との取付はガンキャノンの場合、真っ直ぐな軸だけですので、同径のプラ材等で作ります。

ホワイトベースMSハンガー 
ちゃんとしたキットと言っても、やはり金型の合いの問題が通常の物よりも酷い常態です。
この部分に大きなパーティングラインが出来ています。

それらを消すには時間と根気が必要です。
しかし、それに見合った効果は期待薄です。
今回は横のモールドを全て削り落とし、新たに作り直そうとおもいます。

このように、プラ材を切り出し貼り付けていきます。
これで一台分です。

今回は複数台一度に作業しています。
ついでにディテールアップも行います。

裏側、シリンダー部分にも金型の合いの悪いパーツがあります。

それらも一度削り落とし、作り直します。

※下地処理

パーティングライン(つなぎ目)やゲート(湯口)の処理がおわったら、
全体をサーフェイサーで一度塗装。ここで各部品のひけやパーティングラインの消し忘れをチェックします。
問題が発生した部分を800〜1000番のサンドペーパーで根気よく修正致します。

※4・下地作り参照

太ももパーツはマスキングが必要な為、先に塗装を済ませました。
胸のインテークは後ハメする為に切り離しています。

※塗装(エアーブラシ使用)
アシュアカラーの『標準インク』を調色して使用します。
※5・塗装参照

ベースとなるグレーを塗装した常態です。

その上から「見せたい色」をグラデーションを掛けながら塗装していきます。

さらに、ドライブラシでエッジを強調します。

オイルダンパーのシリンダーはメタルカラーを使用しました。

しかし、メタルカラーは塗膜が弱く、マスキングテープやマスキングゾルでのマスキングは出来ません。
そこで制作者の北洸斗が見つけた「SANDAI」さんと言うブログで紹介されていた「キッチンラップマスキング」を使ってみました。
塗膜を傷付けることなく、きっちりとマスキングが可能な方法ですね。

太もも部分はマスキングでの処理が必要です。
ヒザ関節も同様に。

※マーキング

「108」「109」のマーキングはキットに付属のステッカーを使います。
そのままでは周りに余白が大きく、使えません。

印刷部分のみを残し、余白を完全に切り取ります。

頭部カメラの部分は、キットに付属の物はギラギラしすぎるので、それを使わずに、スモーク掛かったシルバーのシートにクリアグリーンを調色した物をふきつけ、付属のシールの形に合わせ切り抜きます。
複数個作り、出来の良い物を選び貼り付けています。
鈍く光のが良い感じです。

※墨入れ

塗装が完成後に、『スミレ』を使い墨入れを行います。

第1段階の、グレーで墨入れをした常態

裏のダンパーは少し諄い目に汚してあります。

茶系の色でオイルのシミや汚れを表現。

ダンパーの根元は特に重点的に汚します。

ガンキャノンにも同様に墨入れを行います。

※完成
トップコートを吹きつけ完成です。

「108」カイ・シデン機 前面

「108」背面

「109」ハヤト・コバヤシ機 前面

「109」背面

付属品一式
付属品の全て製作致しました。
スプレーミサイルランチャーは初期の設定通り白色で。
「メモリアルアクション」用の手も付属しています。

RGガンダムと合わせて撮影

ホワイトベースの格納庫でライトに照らされている風な画像

わらわらわらと押し寄せる・・・
題名「こっちみんな」

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完成品一覧

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