バンダイ 1/60 SCALE GUNDAM SEED
SWORD STRIKE GUNDAM


※思った以上に大きい…1/60スケール

バンダイから発売のストライクガンダム【SWORD STRIKE GUNDAM】
1/60なので大きいとは思っていましたが、本当に大きかった…
まぁ、PG(パーフェクトグレード)のサイズは解っていましたが、
1/100までしかストライクは触った事がなかったので、正直ビツクリました!
でも、スケールを大きくしただけのキットなので、正直「どうだろう?」とは思いましたけどね…
しかし、武器類の大きさは半端じゃ無く大きいので一度手にしてみると良いかもしれません。

今回もAssure Color のPSカラーを使用し、PS装甲の展開前後を楽しめるモデルにしてみました。

改修場所は
〔肩上部から側部に掛けての設定に無いラインの修正・肉抜き穴の消去〕
〔頭部アンテナのシャープ化・アンテナ角度を変更・フェイス部のライン修正〕
〔下腕部肉抜き穴の修正〕
〔ひざアーマーのダクト部の修正〕
〔足首アーマーの不要なパーティングライン隠しの消去〕等
極力設定に近い形(アニメのイメージ)に近づけるよう各部を改修してありますが、
キットのプロポーションは変えないように気をつけてあります。

すべてのソードストライクユニットは脱着が可能です。

※いつもの様に…洗浄から

パーツの内容確認後、中性洗剤で綺麗に洗浄致します。
これはパーツに付いた油脂分を洗い落とし塗料たパテ等の食いつきを良くします。
もっとも、AssureColorは少々の油脂分や離型剤は気にしなくても大丈夫ですが、
ついでにパーツの確認を兼ねています(成形不良やパーツの欠品等)ので、作る前の儀式のように
なっていますが…(笑)

※1・パーツの確認参照

※2・パーツの洗浄参照

※仮組みと言う名の…

仮組をします。取りあえず…
実は、仮組と名打って簡単に組み立てて遊んでしまう事も多々あります(笑)
ここで、しっかりと動かして間接や装甲のクリアランスを確認したり、弱い部分を見つけて
補強したりと、ただ単に組み立てて見るだけで無く完成後の可動部やらなにやら手を入れたい部分なんかを
しっかりと把握する事が大事です。
もちろん動かして壊れる危険性の有る部品もここでしっかりチェックして『どこを補強すれば良いか』なんかも
知っておく必要があります。
ですから、仮組は必要な項目となります。

※3・仮組み参照

※組み立て

先ず、頭部ですが少し大きめなのが気になりますが、ここでヘルメットを小さくしてしまうと、
キットのプロポーションを全体的に変えてしまわなければ成らなくなりますので、あえて触らずに
アンテナを細くシャープにし、さらに角度を変更。これは、横から見たアングルがかなり良くなります。
アンテナは付け根で一度3パーツに解体し、角度を変えて再度接合部にピアノ線で補強を入れて接着しています。
フェイス部のパーツはラインを修正して、一度取り付け基部ごと切り離し角度を変えて塗装後に接着します。
アゴのラインもアルテコSSPで大きく変えてあります。


(左はノーマル/右は加工済みのアンテナとフェイス)

肩アーマーのサイドの装甲はパーティングラインをごまかす為か?設定には無いラインが増えています。
これは完全に裏側も含めて消去してあります。っと、同時に上部の装甲もごまかしのモールドが…
これも、消してしまうとアニメのイメージに近くなりますので、消してしまいましょう。


気になるのが首の長さです。かなり長いです。(笑)
これはエールストライカーユニットを取り付ける際にキットの長さが無いとクリアランスが取れない為だとは思いますが、
バランス的にどうか?と思いますので1/4ほど切りつめて短くしました。ここも可動部に影響しますので、ピアノ線にて
補強をいれて、さらにアルテコSSPで固めてあります。
(補強材として本来は真鍮線やアルミ線が一般的ですが、強度の要る場所はピアノ線やステンレス線の方が丈夫になります
 ただし、後者は硬度が高く扱い辛いのが難点です。太い補強材を使用出来る場所では、前者の真鍮やアルミで十分でしょう)

ひざアーマー下のインテーク部分ですが、なぜか各シリーズともコの字型になっています…
ここの解釈は設計者の意向でしょうが、納得いかない部分でもあります。
恐らくは抜き型の関係かパーツ構成の都合でしょうが(今の技術なら問題無いと思いますが…どうなんでしょ?)
なるべくイメージを近づける為に改修してしまいましょう。
外側を削り込み薄く見える様に角度を付け、内側をプラ板で作ってしまいます。
この際、内部のダクト?部分が干渉し部品が入らなくなりますので、グレーの内部パーツを切り離しスジ彫りをしたプラ板を
成形後に張り付けてあります。

太股はどうしてもパーティングライン(分割線)がでてしまいますので、しっかりと消してしまいましょう。

ふくらはぎにもパーティングラインが出ますので、ここは装甲の分割線で一度バラバラに切り離し、パーティングラインを消去します
塗装後に再度接着し直してあります。装甲の分割線で切り離しますので、より立体的になります。

足首の装甲にもパーティングライン隠しの見慣れない溝が存在します。
これもパテで完全に消してしまいます。

前腕部(手首のすぐ上、手の甲側)に装甲とも肉抜きとも取れる開口部がありますが、やはりここも設定には無い部分ですので、
埋めてしまいます。そのままだと、完成後に一体感の無い違和感のある開口部になります。

ソードストライカーユニットの各ビーム部分はスパーク?している付け根部分が貧弱で申し訳程度にモールドされています。
ここは少し派手目にスパーク部分を作りなおしてみました。

シュベルトゲーベル前端部は削り込んで鋭くします。

ビームライフルはパーティングラインを消したのみ。ノーマルでも良い感じに仕上がっています。
厚みも十分でモールドもしっかりしています。

シールド持ち手は高さこそ差し替えで変えれるものの、折り畳みが出来ませんので、一度付け根で切り離してから
関節を作り、折り畳みが出来るようにしてあります。グリップは資料によって色が違いますが(白だったり、グレーだったり…)
今回はグレーでまとめてみました。

パンツアーアイゼンは開閉が可能。収縮は差し替えで再現出来ます。

肩のアーマーはエッジを立てたのみ。バックパックはバッテリーと本体を微妙に色分けしてみました。

あとは、アーマーシュナイダーもブレード部を鋭く削り込み。

ソードストライカーユニット、本体ともエッジを立てるように表面処理をします。

塗装後に組み立ての出来る部品は問題ありませんが、パーツ構成により一度分割し、塗装後に組み立てるいわゆる
『後ハメ加工』等は補強等をしないのであれば、完成品の強度の問題からおすすめは出来ません。
しっかりとした補強や接着を心がけましょう。

※下地処理

パーティングライン(つなぎ目)やゲート(湯口)の処理がおわったら、

全体をサーフェイサーや溶きパテで一度塗装。ここで各部品のひけやパーティングラインの消し忘れをチェックします。

問題が発生した部分を800〜1000番のサンドペーパーで根気よく修正致します。

※4・下地作り参照

※塗装(エアーブラシ使用)

PSカラーを使用し、フェイズシフトダウン ←→ PSフェイズシフトアップを可能にします
その為には先ず、本来のカラーリングを塗装します。

ブルー部分はPS装甲を展開させた時に見栄えがする(インパクトを強くする)ように少し明るい目のブルーに塗装。
といっても、アニメではこの位の色で描かれている場面が結構多いのですが…

グレーもアニメの設定とにらめっこで色を出します。

あとはほぼカラーチャート通りの色で『標準インク』を使用し装塗しています。

本体はPS装甲と言うことでグラデーションは極控えめに。

逆にソードストライカーユニットは同系色のきつい目のグラデーション。
さらに自然な感じでハイライトを再現出来る手法を『AssureCraft』の研究と実戦の積み重ねで開発!
いっそ、「アシュア塗り!」と名付けても……普及しないだろうなぁ〜(笑)
これは『AssureColor』を使用する事で可能になった塗装方法ですが、他の模型用インキでも
可能だと思います。
透明感のある自然なグラディションが再現出来たとおもいます。


本体のPS装甲の塗装は『Assure PSカラー』にて行っています。
今回はPS装甲と言うことでグロス塗装(艶有り塗装)にしてあります。
PSカラーは温度を掛ける事でインキに含まれる発色成分を無効化し、透明になるインクで
身近な所では、FAX等の感熱紙等に使われる成分と同じ様な感じだと思って頂ければ良いかと思います。

バーニアは黒に近いグレーに『パルコ』を少し混ぜて、金属質な感じに仕上げてあります。

※5・塗装参照

※墨入れ

塗装が完成後に、『スミレ』を使い墨入れを行います。

ベタベタと『スミレ』を塗りつけ、専用クリーナーと模型用ウエスで行いました。

モールドが薄い場合はけがき針やデザインナイフ等でしっかりと塗装前に復帰させます。

※フィギュアー


1/60のキラ・ヤマトのフィギュアーはすべて筆塗りで仕上げてあります。

モールド等を彫り直し立体感を更に強調します。

※おまけ

シュベルトゲベールの全長はビーム部も込みで約42センチと巨大さが伺える。

コクピットハッチは開閉可能。内部まで塗装してあります。もちろんキラ・ヤマトを搭乗さすことが可能

ソードストライクユニットは取り外しが可能。


特別注文の専用の木製プレート
一枚板のオイルステン仕上げの高級飾り台に
【Assure Draft】のロゴと【GAT-X 105 SWORD STRIKE GUNDAM】の文字がシルク印刷で施されています。
サイズは25センチ×15センチとこの専用台だけでもかなりの大きさがあります。

1/60スケール用専用木製プレートは非売品です。

1/100ストライクとの比較
マスターグレードサイズの1/100が小さくみえます。

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