バンダイ 1/60 SCALE GUNDAM SEED
LAUNCHER STRIKE GUNDAM



PS装甲の再現出来る『Assure PSカラー』を使用し
フェイズシフトダウン状態からフェイズシフトアップ状態を簡単に再現できます。

※アグニ……大きすぎ!

バンダイから発売のストライクガンダム【LUNCHER STRIKE GUNDAM】
1/60キットです。本体の大きさもさることながら、武器類が… とくに『320ミリ超高インパルス砲 アグニ…』
大きすぎです。
まるで宇宙戦艦ヤ○トに出てくる戦艦を作っている気分になりました。(笑)
このサイズは圧巻です。アグニのみの全長は約34センチ…

さて、今回もAssure Color のPSカラーを使用し、PS装甲の展開前後を楽しめるモデルにしてみました。
正に3Dから4Dへと呼べる模型本来の面白さが詰まった作品になりました。

改修場所はソードストライク1/60とほぼ同じです。
〔肩上部から側部に掛けての設定に無いラインの修正・肉抜き穴の消去〕
〔頭部アンテナのシャープ化・アンテナ角度を変更・フェイス部のライン修正・アゴ部修正〕
〔下腕部肉抜き穴の修正〕
〔ひざアーマーのダクト部の修正〕
〔足首アーマーの不要なパーティングライン隠しの消去〕等
極力設定に近い形(アニメのイメージ)に近づけるよう各部を改修してありますが、
キットのプロポーションは変えないように気をつけてあります。

すべてのランチャーストライクユニットは脱着が可能です。

※とにかくパーツ洗浄から・・・

パーツの内容確認後、中性洗剤で綺麗に洗浄致します。
これはパーツに付いた油脂分を洗い落とし塗料たパテ等の食いつきを良くします。
部品の変形や欠品など、チェックも兼ねて丁寧に…

※1・パーツの確認参照

※2・パーツの洗浄参照

※仮組は必要だ〜!

取りあえず、仮組です。
全体のバランスを把握したり、改修箇所を見るだけでなく
ここで、しっかりと動かして関節や装甲のクリアランスを確認したり、弱い部分を見つけて
補強したりと、ただ単に組み立てて見るだけで無く完成後の可動部やらなにやら手を入れたい部分なんかを
しっかりと把握する事が大事です。
もちろん動かして壊れる危険性の有る部品もここでしっかりチェックして『どこを補強すれば良いか』なんかも
知っておく必要があります。
ですから、仮組は必要な項目となります。

※3・仮組み参照

※組み立て

先ず、頭部ですが少し大きめなのが気になりますが、ここでヘルメットを小さくしてしまうと、
キットのプロポーションを全体的に変えてしまわなければ成らなくなりますので、あえて触らずに
アンテナを細くシャープにし、さらに角度を変更。これは、横から見たアングルがかなり良くなります。
アンテナは付け根で一度3パーツに解体し、角度を変えて再度接合部にピアノ線で補強を入れて接着しています。
フェイス部のパーツはラインを修正して、一度取り付け基部ごと切り離し角度を変えて塗装後に接着します。
アゴのラインもアルテコSSPで大きく変えてあります。


(左はノーマル/右は加工済みのアンテナとフェイス)

肩アーマーのサイドの装甲はパーティングラインをごまかす為か?設定には無いラインが増えています。
これは完全に裏側も含めて消去してあります。っと、同時に上部の装甲もごまかしのモールドが…
これも、消してしまうとアニメのイメージに近くなりますので、消してしまいましょう。

ノーマル状態で貧弱に見える原因の一つが首の長さです。
これはエールストライカーユニットを取り付ける際にキットの長さが無いとクリアランスが取れない為だとは思いますが、
バランス的にどうか?と思いますので1/3ほど切りつめて短くしました。ここも可動部に影響しますので、ピアノ線にて
補強をいれて、さらにアルテコSSPで固めてあります。
首をすくめた感じになるまで下げる事で、ランチャーを構えた際に良い感じに成ると思います。
(補強材として本来は真鍮線やアルミ線が一般的ですが、強度の要る場所はピアノ線やステンレス線の方が丈夫になります
 ただし、後者は硬度が高く扱い辛いのが難点です。太い補強材を使用出来る場所では、前者の真鍮やアルミで十分でしょう)
(左から首パーツを1/3カット、1/4カット、直組みの状態)

ひざアーマー下のインテーク部分ですが、なぜか各シリーズともコの字型になっています…
ここの解釈は設計者の意向でしょうが、納得いかない部分でもあります。
恐らくは抜き型の関係かパーツ構成の都合でしょうが(今の技術なら問題無いと思いますが…どうなんでしょ?)
なるべくイメージを近づける為に改修してしまいましょう。
外側を削り込み薄く見える様に角度を付け、内側をプラ板で作ってしまいます。
この際、内部のダクト?部分が干渉し部品が入らなくなりますので、グレーの内部パーツを切り離しスジ彫りをしたプラ板を
成形後に張り付けてあります。

太股はどうしてもパーティングライン(分割線)がでてしまいますので、しっかりと消してしまいましょう。

ふくらはぎにもパーティングラインが出ますので、ここは装甲の分割線で一度バラバラに切り離し、パーティングラインを消去します
塗装後に再度接着し直してあります。装甲の分割線で切り離しますので、より立体的になります。

足首の装甲にもパーティングライン隠しの見慣れない溝が存在します。
これもパテで完全に消してしまいます。

前腕部(手首のすぐ上、手の甲側)に装甲とも肉抜きとも取れる開口部がありますが、やはりここも設定には無い部分ですので、
埋めてしまいます。そのままだと、完成後に一体感の無い違和感のある開口部になります。

ビームライフルはパーティングラインを消したのみ。ノーマルでも良い感じに仕上がっています。
厚みも十分でモールドもしっかりしています。

シールド持ち手は高さこそ差し替えで変えれるものの、折り畳みが出来ませんので、一度付け根で切り離してから
関節を作り、折り畳みが出来るようにしてあります。グリップは資料によって色が違いますが(白だったり、グレーだったり…)
今回はグレーでまとめてみました。

アグニのモニタースコープ?はシルバーのステッカーにブルーを透明インクで溶いた物を塗装して、
大きさを合わせて張り付けしてあります。

あとは、アーマーシュナイダーもブレード部を鋭く削り込み。

ランチャーストライカーユニット、本体ともエッジを立てるように表面処理をします。

塗装後に組み立ての出来る部品は問題ありませんが、パーツ構成により一度分割し、塗装後に組み立てるいわゆる
『後ハメ加工』等は補強等をしないのであれば、完成品の強度の問題からおすすめは出来ません。
しっかりとした補強や接着を心がけましょう。

※下地処理

パーティングライン(つなぎ目)やゲート(湯口)の処理がおわったら、

全体をサーフェイサーや溶きパテで一度塗装。ここで各部品のひけやパーティングラインの消し忘れをチェックします。

問題が発生した部分を800〜1000番のサンドペーパーで根気よく修正致します。

※4・下地作り参照

※塗装(エアーブラシ使用)

PSカラーを使用し、フェイズシフトダウン ←→ PSフェイズシフトアップを可能にします
その為には先ず、本来のカラーリングを塗装します。

ブルー部分はPS装甲を展開させた時に見栄えがする(インパクトを強くする)ように少し明るい目のブルーに塗装。
といっても、アニメではこの位の色で描かれている場面が結構多いのですが…

グレーもアニメの設定とにらめっこで色を出します。

あとはほぼカラーチャート通りの色で『標準インク』を使用し装塗しています。

本体はPS装甲と言うことでグラデーションは極控えめに。

ランチャーストライカーユニットは同系色の色でかなり派手なグラディションをしてあります。
ハイライト部分は特殊な塗装方法で透明感のある自然なグラディションを施してあります。
詳しい方法はまたの機会に書きますが、これは『Assure Craft』が独自に開発した塗装方法で
今までにない仕上がりが期待出来ます。


本体のPS装甲の塗装は『Assure PSカラー』にて行っています。
今回はPS装甲と言うことでセミグロス塗装(半艶有り塗装)にしてあります。
PSカラーは温度を掛ける事でインキに含まれる発色成分を無効化し、透明になるインクで
身近な所では、FAX等の感熱紙等に使われる成分と同じ様な感じだと思って頂ければ良いかと思います。

バーニアは黒に近いグレーに『パルコ』を少し混ぜて、金属質な感じに仕上げてあります。

更にシルバーやゴールドで各部にアクセントを入れて有ります。

※5・塗装参照

※墨入れ

塗装が完成後に、『スミレ』を使い墨入れを行います。

ベタベタと『スミレ』を塗りつけ、専用クリーナーと模型用ウエスで行いました。

モールドが薄い場合はけがき針やデザインナイフ等でしっかりと塗装前に復帰させます。

※フィギュアー


1/60のキラ・ヤマトのフィギュアーはすべて筆塗りで仕上げてあります。

モールド等を彫り直し立体感を更に強調します。

※おまけ

アグニの全長は約34センチと巨大なキットになっている。まるで戦艦を作っているよう…とは北 洸斗談

コクピットハッチは開閉可能。シートも丁寧に塗装してあります。もちろんキラ・ヤマトが搭乗することが可能

ランチャーストライクユニットは取り外しが可能。


(写真では細部を見やすくする為にアグニの取り付け方法を反対にしてある場合があります)


1/100ストライクとの比較
小さく見えるが右のストライクは1/100(マスターグレードと同じスケール)です。
いかに1/60が大きいか解ると思います。


特別注文の専用の木製プレート
オイルステン仕上げの飾り台に
【Assure Draft】のロゴと【GAT-X 105 LAUNCHER STRIKE GUNDAM】の文字がシルク印刷で施されています。
サイズは25センチ×15センチとこの専用台だけでもかなりの大きさがあります。

1/60スケール用専用木製プレートは非売品です。

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