ボックスアートはRX-78(Ver.Ka)と同様『 白 』を基調に美しくまとめられています。
総部品点数:286点+転写式デカール・マーキングシール・その他
インストマニアル(組み立て説明書)は読み応えもたっぷり!
親切な設計図で組み立ては比較的スムースに行えます。
各部の詳しい設定資料などもあり、十分に楽しめます。
組み立ては他のマスターグレード(以下 MG ) 同様部品ごとに色分けされている親切設計。
フレームを組み立てて装甲を取り付けるといった感じでスムーズに組み上がります。
しかし! 他のMGの様にパーティングラインが外に出ない親切設計では無く、至る所にちらほらお目見えするという
型破り?な設計となっています。
これは、ウイングガンダムの性質上のみならず、Ver.Kaのなせる技と言うか何と言うか・・・・
微妙な曲線とハッキリした直線で構成された美しいラインを持っている機体ですが、各パーツに「ヒケ」が非常に目立ちます。
(全体の完成度が高いだけに一際気になります)
ですが、バード形態に変形する等の特殊な機構を合わせ持つなど、
まさに『バンダイからの挑戦状!!!』的な商品になっております。(苦笑)
(写真は完成度を高める為、キットを加工してあります。)
部品構成は良く考えられており、スムースに組み立て出来ます。
パーティングライン(合わせ目)が表面に出る部分も多く、完成後に気になる部分でもあります。
サンドペーパー等で処理してあります。
アンテナや耳部分等シャープに仕上げてやると完成後の見栄えは良くなります。
頭部のパーティングラインも気になる部分です。
特に肩の内部パーツなどはバード形態に変形させた際、非常に気になる部分です。
今回はヤスリ等で成形した後に『パーティングライン消し(仮名)』を使用してみました。
これは柔軟な塩ビ素材に強力な糊を塗布し、はさみやカッターナイフで簡単に加工でき、模型用塗料が塗れるもので、
Assure Craftの開発商品です。
くぼみの中にあるパーティングライン等に効果を発揮します。
問題なのが塗装後に組み立てが出来ない部分が多く、強度的な問題から『あとハメ加工』がお勧め出来ないパーツ構成の部分もあります。
そのような場合には昔ながらに「マスキング」で対処します。
写真は組み立て後パーティングラインの処理をしてマスキングテープを使用し、塗装している所。
一部を除きフレームが再現されています。
組み立てはフレームに装甲を付けていくと言った形で進められます。
(写真は塗装済みの状態です)
完成後もここまで分解が可能です。
非常に良く動くフレームです。
足や腕はほぼ180度曲がります。
多彩なポージングが可能となっています。
武器や小物も充実しています。
ビームサーベル発光部は2本付いていますので(グリップはシールド裏に1本装備です)
1本はノーマルのまま、パーティングラインを処理したのみで
もう1本は少し形を付けて蛍光カラーで発光状態を再現してみました。
マガジンラック?ポット?は両腕に装備できます。
ヒイロ・ユイのフィギュアは1/100サイズ
プラ材でスタンドを作り、筆塗りで仕上げてあります。
コクピットは開閉式で、内部には同スケールのパイロット(ヒイロ・ユイ)が搭乗しています。
特に大きな改修、加工は行っておりませんが少し気になる部分のみ触ってみました。
全てのパーツにサンドペーパーをあて、ヒケを処理すると同時にきっちりしたラインを出し、
全体の統一感を出して有ります。
頭部:
アンテナや耳部分をシャープに加工。
各モノアイカメラをクリアーパーツに変更。
黄色のパーツをくり抜き、透明なプラ材をはめ込んであります。
顔横の赤色フィンを薄く鋭く加工。
頬ダクト、その上部のダクトをくっきりと十分深く彫り直し。
ヘルメットパーツの前面下部のラインを変更。
フェイスマスクの形を変更(全体のシルエットと特にクマどり部分)し、取り付け角度の変更。
アゴのラインをシャープに変更。
胸部:
コクピットハッチと本体の段差がキットでは無くなっていましたので、再現。
各パーツのフィッティングを調整し、一体感が出るように。
胸部クリアー球面をかなり薄く削り込み、さらに内部にHアイズを加工した球面を仕込み、内部まで立体感のある作りに変更。
塗装は単調な発光風をさけ、良く見ても構造が理解出来ないような感じに(説明が難しい・・・)してあります。
胸部黄色フィン部分を立体感が増すように彫り直し。
肩部:
肩アーマーの先端の角度が甘いようなので、鋭くなるように削り込み。
構造的に組み上げてからの塗装は無理なので、塗装しながらの組み立てとなります。
あとハメ加工も強度が著しく低下し、完成後可動さすたびにビクビクするのは好まないので、していません。
マスキング、塗装、組み立ての繰り返しで仕上げてあります。(昔のプラモデルは全部そうだったんだよ!笑)
ウイング:
ウイング部も肩部と同じような行程で、塗装し仕上げであります。
前端の角度がかなり鈍角ですので、ここは鋭くなるように削り出してあります。
腕部:
腕の先端のクリアーパーツもキットの物はつかわずに、新造してあります。
ちなみに各クリアーパーツは透明プラ材の裏からスモークのグリーンを塗装し、さらにシルバーのステッカーを
貼り込んであります。
フィンやその他をシャープなラインに加工。
シールドの先端とフィンをシャープに加工。
各部に1/60 パーフェクトグレードW-GUNDAMに準じたモールドを追加。
単調な面にインパクトを与えています。
塗装は全て 『Assure Color 』を使いエアーブラシで行っております。
白には蛍光のオレンジと黒を少々。
他の色は発色の良いカラーを各色を少しづつ加減しながら微妙に調合してあります。
下地材には1000番のホワイトサフェイサーを使用しました。
インパクトのある綺麗な発色の塗装に仕上がってあります。
※各マーキングデカール・シールの張り込み で 完成!
非常に数が多く、また小さなマーキングが付属しています。
転写式の物は曲線等に良くなじませて貼り込みます。
ステッカー式に物は、ぎりぎりまで切りつめて余白を極力残さないように貼り付けます。
今回は見栄えを考慮して、自作の水転写式のデカールに置き換えて有る部分もあります。
最後にクリアーで表面の保護を兼ねて全体をコーティングしてみごと完成となりました。
バード形態への変形が可能。
※保存/陳列用 専用クリアーケース
完成品を飾って奥には最適の『MG ウイングガンダム 専用クリアーケース』
これは、完成品を埃や事故から守り、さかに格好良く飾っておけるケースです。
背部に鏡面をあしらい、そこに
(MOBILE SUIT XXXG-01W WING GUNDAM)の文字がシルク印刷で書き込まれています。
底部は高級シルクウッド製で、オイルステン(アンティーク高級家具などに使われる特殊な表面仕上げ)で仕上げてあります。
その部分にのロゴを入れて頂きました。(非売品です)
サイズ 高さ:270mm 幅:350mm 奥行き:270mm
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