バンダイ 1/100 SCALE MG(マスターグレード)
MSM-07 Z'GOK C.AZNABLE CUSTOMIZE

※良く出来てる・・・!

バンダイから発売のMG ズゴック量産型です。
このキットは今までのモビルスーツとは違いモノコックフレームを再現して有りますが、
本当に良く動くし、この設計でなぜ?と言う場所まで本当に考えて作られています。
そこで、今回は定番のシャア・アズナブル専用機を塗装で再現してみました。
ただシャア専用にするのではもったいないので、ここは一つメーカーも手を焼きそうな
『モノアイの発光ギミックを可動を生かして!』に挑戦してみることにしました。
どうなるかは制作者の北氏も半信半疑で加工に踏み切ると言う見切り発車状態でのスタートになりました。笑
後は、簡単な加工でより制作者のイメージに近いズゴックを作ってもらいました。
(簡単ではなかったんですけど・・・・北)

詳しくは制作記事中でご説明いたします・・・。笑

※パーツ洗浄、チェック

先ず、パーツの確認。ここで部品の欠落や成形不良のチェックします。
問題は有りませんでしたので、中性洗剤で隅々までしっかり洗浄致します。

ここで手を抜くと後で塗料が載らない、パテが剥離する等の問題になります。
根気よく歯ブラシ等でぬるま湯を使い洗浄します。

※1・パーツの確認参照

※2・パーツの洗浄参照

※仮組み

全体のイメージを確認するために仮組みは欠かせません。
まず、どこをどうするか?をここで的確に把握しないまま制作に移ると後で収集が付かなくなります。
じっくりと考えながら組んで行きます。
部品のマッチングもこの段階でチェックしておきます。

※3・仮組み参照

※組み立て

今回はモノアイの発光ギミックをせっかくの可動を殺さずに組み込むと言う事なので、中に入る手頃なダイオードもしくは
LED(便利になりました。お手軽で使い安い便利品です)を入手します。
今回ジャンクパーツ屋に出向き、使えそうなLEDを数点物色して来ましたが、モノアイに組み込むには少し大きくサイズ選びで難航しました。
そこで、結局手元にあった『HY2M-MG W01』ゴッドガンダム用ゴッドフィンガーに犠牲になってもらい
(HY2Mシリーズならどれも大差は無いと思いますが、LEDが赤色だったため起用しました。1500円は痛いですけど・・・涙)
LEDと非接触式スイッチを流用致しました。
これは比較的容易に入手出来、スイッチも簡単には行きませんが流用しやすいためです。
(スイッチに至ってはマイクロスイッチ等の方が加工等簡単だと思いますが・・・)


(今回の犠牲者!HY2M-MG W01 ゴッドフィンガー)

先ず、LEDを組み込む段階からこのサイズでも問題があり、結局最終適にLEDを削ると言う方向で解決しました。
LEDは発光する透明部分がアクリル等で成形されており、多少削っても問題なく発光してくれます。
そこで、ズゴックのモノアイ取り付け基部からモノアイ部分を切り取り基部にピンバイスで穴を開け、
塩ビパイプ(タミヤのプラパイプ使用)をLEDごと固定。プラパイプは5ミリを使用し、LEDが入る大きさまで穴の内部を拡張。
LEDの足を基部から胴体内部に通るようにしてからプラパイプを固定。
先端にキットのモノアイクリアーパーツをサイズを現物あわせで接着してあります。
この際、LEDはぎりぎりの大きさまで切りつめてあります。

次にスイッチを作ります。
これは市販されているマイクロスイッチ等の加工が簡単だと思いますが、HY2Mの信頼性と勿体ないのと(この理由による所が大きい。笑)
他の皆さんが加工する際に少しでも参考になればと思い使用しています。
この非接触式スイッチ(ホールIC)は少し配線が面倒ですが(ON、OFFだけで良いのに配線が3本でてる)配線図を見比べながら根気よく作業します。
スイッチ自体はズゴックの頭部に収まる用にコンパクトになおかつ操作しやすくを考え、5ミリのプラパイプにプラ棒を等し途中でプラパイプに横溝を掘り
ピアノ線を横から等し可動部とし、本体内部側にマグネットを取り付け非接触式スイッチ(ホールIC)を固定してあります。
他のHY2Mヘッド同様モノアイのスイングでの発光も考えましたが、どうしても正面での発光(実際は支柱が邪魔で使えない)を考えこのような設計になっています。
これで、モノアイとスイッチの加工は完成です。
取り付けはマイクロビス×2(PGガンダムから拝借)でしっかり固定してあります。

本体はお腹部分に比べ、胸の出っ張りが弱くすこしのっぺりとした印象を受けましたので胸部分を強調するように先端部分を暑く加工。
かなり大げさに作りましたが、出来上がってみると違和感無く仕上がっています。

コクピットの下部分にコクピットハッチのスリットが入っていますので、ここはコクピット蓋の部品を加工し、スリットは消してしまいます。
コクピットハッチ基部の加工により可動範囲を大きく取れるようになっています。それに伴いハッチの周りをしっかりと締まるように改修しています。

頭頂部は少しとんがり過ぎているように思い、平らになるように削り込み。
モノアイの支柱は作者の好みから段差を無くしフラットにすると共に、薄く見えるように三角形に加工。
なおかつ、本体の装甲の上に乗っかって要るように見えたので、ボディの装甲を切り込み内部に入り込むように、支柱を延長してあります。
この加工により、よりリアリティーな構造にしてあります。
つばの部分を延長してあります。より凄みのある感じにしてあります。


(上記写真爪。左は加工後、右は加工前の状態)

腕先のビーム発射口もプラパイプとプラ棒で作り直してあります。
プラパイプにプラ棒を通しセンターをピンバイスで穴を開けます。
これは真鍮パイプ等で作る方が簡単なのですが、加工のしやすさと入手の容易さから参考に成ればと思います。
きっちりとした加工をすれば金属等と見た目の大差はなくなります。
爪は鋭くなるように削り込み。

本体の装甲、前腕部装甲はどうしても消せない分割線(装甲を外すギミックが有るため)は「どうせ消してはいけない線ならば逆に信憑性をもたしてやれ!」
と言う事でラッチを設けてあります。これは「防水構造になって要るはずなのに装甲はどこで固定しているの?」との疑問点から、
あり得る構造を考えてみた全く作者の勝手な発想ですが、本当はもっと偉い人が色々考えて装甲を固定しているんでしょうか?笑

足のかかと部分はなんだか消し忘れたパーティングラインの様な感じでしたので、くっきりと可動を意識出来るように深く段差をつけています。
足の可動領域を広める為、ぎりぎりまで切り込んで足の接地性を高めてあります。

全体のフレーム部分にスジ堀を色々追加。これは少し間のぬけた部分があったので・・・。

※下地処理

パーティングライン(つなぎ目)やゲート(湯口)の処理がおわったら、
全体をサーフェイサーで一度塗装。ここで各部品のひけやパーティングラインの消し忘れをチェックします。

問題が発生した部分を800〜1000番のサンドペーパーで根気よく修正致します。

※4・下地作り参照

※塗装(エアーブラシ使用)

シャア専用と言う事なので赤色ベースの塗装になります。

ですが、シャア専用のズゴックは赤色がどれも強く劇中のイメージではありません。
そこで、今回はシャアザクを彷彿とさせるイメージに塗装してみました。

本体は濃い目の赤(茶色?)で塗装した後、イメージしたピンク系に調色したカラーでグラデーションを入れ、少し明るい目の色でハイライトをいれます。
小豆色の部分は逆に明るい色からダーク系のカラーを載せて再現。
爪は少しグレーが掛かった感じに。
蛇腹関節部分は黒からグレーに立ち上げで塗装。
爪は少しグレーが掛かった感じで仕上げ。
内部フレームはブルーにブラックとレッドで色を出し、『パルコ』をまぜてメタリック調にしてあります。
装甲から覗くフレームにインパクトを持たせる感じで塗装。
同時に軟質ゴム成形部品もフレームと同じ色で塗装。
(AssureColorは柔軟性にも優れていますので、このような部品にも十分対応出来ます)

モノアイは無発光状態ではブラックに成るように少しインクに細工をしてあります。
これにより、発光状態ではピンクに、無発光状態では黒く見える用になっています。
やはり、この方が自然だとの判断から。

各部フレームぼパイピング等ににシルバーとゴールド等を使いアクセントに。

カラーはすべてAssureColor『標準インク』を調色し使用しています。

※5・塗装参照

※墨入れ

塗装が完成後に、『スミレ』を使い墨入れを行います。
ベタベタと
『スミレ』を塗りつけ、専用クリーナーと模型用ウエスで行いました。

フレームには赤色系の墨入れを。
装甲はグレーで墨入れをしてあります。

※マーキング

今回はキットに付属のデカールを主に使用致しました。

シャア・アズナブルのパーソナルマークは手元にあった物を使用しています。
あとは為置きのデカールをそれっぽく使用してあります。

※フィギュアー

1/100のフィギュアーはすべて筆塗りで仕上げてあります。
このフィギュアーはモールドが少し甘いので、少し掘り起こしてあります。
1/100シャア専用ゲルググからの流用です。

※おまけ

MGのギミックを生かし、装甲の脱着は通常通り行えます。

※犠牲者のコーナー!!(北「いつから出来たの?・・・」汗、汗・・・)
今回は『HY2M-MG W01』ゴッドガンダム用ゴッドフィンガー』です。

※専用ケース
1/100 MG ジムとのコラボレーションケースに入れてみました。
このジムはズゴック発売に伴い色々なジムからのミキシングビルド+αで作ってあります。
1/100 MG ジム参照
ジムとズゴックと言えば例の名場面になるんでしょうが、いつもやられっぱなしのジムがふびんですので
なかなか負けそうにないジムを作ってみました。なので串刺しジムは無しです。
ケースサイズは約500×260×260位でしょうか?
背面が鏡張りで土台はオイルステン仕上げのウッドです。
前面に文字と背面にパーソナルマークが入っています。
Assure事務所で販促用の陳列になっています。評判はとても良いのですが、
このケースは非売品です。販売はしていません。

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